看護師が「転職したい」と感じる瞬間4選

看護師が「転職したい」と感じる瞬間4選 看護師の転職

看護師という仕事は、多くの職業の中でも「ストレスを感じやすい職業」だと言われています。

「人に感謝される仕事」ではありますが、ミスが許されない職場ですし、不規則な生活や人間関係なども大変です。

中には、「辞めたい」「転職したい」と思ってしまう人もいますし、実際に転職活動をする人も多く存在します。

この記事では、そんな看護師が「辞めたい」「転職したい」と感じる瞬間について解説していきたいと思います。

看護師自体を辞めて異業種に転職する人も多い

看護師は、立派な国家資格であり、生涯その資格を活かして人を助けられる素晴らしい仕事です。

しかし、その辛さゆえに異業種へ転職してしまう人も多くいます。

男性看護師も増えてきましたが、比率としては女性が圧倒的に多く、アパレル系やエステティシャン、一般事務といった女性ならではの業種に転職をすることが多くなっています。

看護師は続けるつもりだが転職したいと感じる瞬間

看護師という仕事にやりがいを感じていて、「できればもっと環境の良い病院やクリニックなどで働きたい」と考える人も多くなっています。

どういった時に「転職したい」と感じるのか、その理由をいくつか挙げてみましょう。

①給料が低い、上がらない

看護師の仕事は、一般的な職種と比べて高収入であると認識されていますよね。

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」では、「約508万」となっています。

これはあくまでも平均であるため、当然20代の看護師の場合はこの金額よりも低くなりますが、それでも同世代の会社員よりも高いケースがほとんどです。しかし、この看護師の給料が高いと言われるのは一般の会社員ではあまりない夜勤手当があるからだとも言えます。そのため実際には夜勤のない看護師の給料は一般会社員と同じくらいの給料であることも少なくはありません。

しかし、給与は病院やクリニックによって違うため、「労働に対しての賃金が低い」と感じる人も多くなっています。

数年勤務してみて給与が上がらない時には、「他の病院やクリニックに転職したい」という感情になりやすいと言えるでしょう。

②夜勤が多い、勤務時間が長いといった労働環境の悪化

入院施設のある病院や介護施設などでは、当然のことながら「夜勤」が存在します。

1ヶ月に2~3回の夜勤がある施設もあれば、1ヶ月に6回以上ある施設もあります。

入社して数年間はそれほど夜勤がなかったものの、同僚看護師が数人程度退職したことによって(新たな看護師も採用なし)夜勤の回数が徐々に増えていくパターンもあります。

また、「労働時間が長い」といった問題も、人手不足によって起きてしまいます。

様々な原因によって離職率が高まり人員が安定しないため、必然的に労働時間も長くなってしまうのです。

③人間関係のトラブル

これはどのような仕事でも起こり得る原因ですが、「人間関係のトラブル」によって転職を考える看護師は非常に多いと考えられます。

同僚や医師、事務員との関係はもちろん、患者さんとの間でもトラブルが起きることもありえます。

お互いに無視をし合う程度であればまだ業務にそれほど支障は出ませんが、いじめが起きたり、派閥問題などが起きたりすると、業務に集中することが難しくなってしまいます。

当然ながら関係を改善する努力は必要ですが、それでも改善が難しいようならば転職を考えるのも自然なことだと言えるでしょう。

④仕事のプレッシャーに耐えられなくなる

看護師という仕事自体が非常にプレッシャーがかかるものですが、人員不足などで抱える患者数が多くなってしまうと、ミスも起こりやすくなります。

小さなミスであればまだそこまで大きな問題にはなりませんが、1人の患者さんに時間と労力をかけられなくなってくると、大きなミスが起こる可能性も高まります。

それでも、自分が頑張らなければ職場が回らないため、「ミスをしたらどうしよう」といったプレッシャーを常に感じながら仕事をしていかなければなりません。

自分より上の立場の看護師が退職することになり、責任の重い業務を担当しなければならないといったケースも意外と多いのです。

無理をして頑張り続けるのではなく、環境の良い病院やクリニックへの転職を検討すべき

もしも自分なりに環境改善に努め、それでも改善されないのであれば、「転職活動」を本格的に始めるべきです。

「自分が辞めたら余計にこの職場が回らなくなる」といった罪悪感から転職活動ができない人もいますが、3ヶ月前に退職の意向を示すなど良識の範囲で転職活動をする分には全く引け目を感じる必要はありません。

自分の将来を幸福にするためにも、環境の良い病院やクリニックなどへの転職を考えてみましょう。

まとめ

今回は、看護師が「転職したい」と感じる瞬間について解説してきました。

・給料が低い、上がらない

・夜勤が多い、勤務時間が長いといった労働環境の悪化

・人間関係のトラブル

・仕事のプレッシャーに耐えられなくなる

看護師という仕事は、一般的な仕事よりも辛さを感じるケースが多い傾向にあります。

改善できない問題があるならば、ぜひ転職活動を始めてみてはいかがでしょうか?

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